科学

バイオ燃料、製造費ガソリン並み トヨタや神戸大が開発

トヨタ自動車や神戸大学は稲わらなど非食料系の植物からバイオ燃料を効率よく生産する技術を開発した。これまで2段階に分かれていた生産工程を1つに削減。生産コストは従来の3分の1となり、製造費ではガソリン並みの1リットル当たり40円が実現できると…

HTVがステーション離脱 2日早朝、大気圏突入

国際宇宙ステーションへの物資輸送を担った日本初の無人補給機「HTV」が、日本時間31日未明、ステーションを離脱した。宇宙航空研究開発機構が同日、発表した。 HTVは今後、エンジンを噴射してだんだんと高度を下げ、11月2日早朝、ニュージーラン…

衛星かぐやが月面に謎の縦穴発見 基地好適の空洞が地下に?

月の表面に、地下深くに通じる直径60〜70メートルの縦穴が開いているのを、宇宙航空研究開発機構のチームが月周回衛星かぐやの探査データから24日までに発見した。 月でこうした縦穴が見つかったのは初めてで、チームは、穴の底に横長の空洞が広がって…

金星探査衛星の名「あかつき」に なぞの風、解明に挑む

22時57分 金星に吹く風や気候などを調べる日本初の金星探査衛星「プラネットC」の名称が「あかつき」に決まった。夜明けの空が白んで金星が美しく輝く時間帯から命名し、宇宙航空研究開発機構が発表した。あかつきは来春ごろにH2Aロケットで打ち上げられ…

パーキンソン病発症リスク、6倍高める遺伝子 東大など発見

筋肉が硬直したり、手足が震えたりするパーキンソン病の発症リスクを高める遺伝子を、東京大や米国立衛生研究所(NIH)などの研究チームが発見した。この遺伝子に変異がある人は変異のない人に比べて病気を発症する確率が約6倍高い。新しい治療法の開発…

来春のスギ・ヒノキ花粉、例年より3割以上少なく 気象協会予測

日本気象協会は15日、2010年春の全国のスギ・ヒノキ花粉量について、例年(過去10年間の平均値)と比べ3割以上少ないとの予測を発表した。西日本を中心として例年より花粉量が多かった今年の春に比べると3〜5割以上少なくなる見通しという。今夏の日照時…

日本近海、酸性化進む CO2溶け込み生態系に影響も

15時10分 海の生態系や漁業に将来、深刻な影響を与えると懸念されている「海洋酸性化」が、日本の近海でも進行していることが、気象庁の観測船を使った26年間の海水観測データで分かった。酸性化はハワイ沖やバミューダ諸島沖でも確認されているが、研究チ…