延伸された成田空港B滑走路、1番機が大空へ

 大型機が離着陸できるよう2500メートルに延伸された成田空港(千葉県成田市)のB滑走路が22日午前、供用を開始した。1番機となる日本航空のチャーター便(ボーイング747型)が午前7時ごろ、北海道・函館に向けて出発。滑走路をいっぱいに使って加速し、離陸した。
 出発に先立って成田国際空港会社の森中小三郎社長らが出発ゲートでテープカット。森中社長を含むほぼ満員の449人の乗客を乗せたジャンボ機は同社社員らに手を振って見送られ、駐機場を離れて滑走路へと向かう際には放水のアーチで祝福された。 (10:12)