円、91円台に下落 9月25日以来

 16日の東京外国為替市場で円相場は下げ幅を広げ、前日17時時点に比べ1円70銭円安・ドル高の1ドル=91円23銭近辺まで下落した。91円台に下落したのは9月25日以来。欧州の取引時間帯に入り、ファンドなど短期筋がクロス円取引(ドル以外の通貨に対する円の取引)を中心に、円売りを仕掛けたもようだ。週末を前に「これまで膨らませてきた円買いの持ち高を縮小させる動きが出ている」(国内証券)という。〔NQN〕 (17:08)