景気「持ち直しつつある」 日銀、企業支援の解除見送り

 日銀は14日の金融政策決定会合で、景気の現状判断を「持ち直しつつある」とし、前回9月の「持ち直しに転じつつある」から判断をやや前進させた。焦点だったコマーシャルペーパー(CP)や社債を買い取る措置などの存廃については、具体的な議論には入ったもようだが、結論は見送った。政策金利の誘導目標は、現行の0.1%前後に据え置くことを全会一致で決めた。 (13:19)