北朝鮮、米朝平和協定を改めて要求

19時2分
 【ソウル=牧野愛博】北朝鮮朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は14日付の論評で「朝鮮半島の核問題を解決しようとするなら、朝米間に平和協定を締結しなければならない」と主張した。朝鮮中央通信が伝えた。金正日キム・ジョンイル)総書記が今月5日に中国の温家宝(ウェン・チアパオ)首相との会談で述べた主張を繰り返し、米朝協議を重視する姿勢を改めて示した。6者協議には触れていない。
 一方、朝鮮中央通信によれば、北朝鮮の朴宜春(パク・ウィチュン)外相は14日、訪朝している米国のフランクリン・グラハム牧師と平壌で面会した。同牧師の父は、故・金日成(キム・イルソン)国家主席と会談したことがあるビリー・グラハム牧師。